筋肉って人間の体にいくつくらいあるかご存知ですか?
実は、内臓を動かす筋肉も合わせると、600以上の筋肉が存在するのです!
今日はそんな筋肉の役割をご紹介します。
・原動力
歩いたり座ったり、全ての動作は
筋肉の伸び縮みによって
成り立っています。
また、内臓も筋肉によって動いているので
じっとしていても24時間絶えず筋肉は動いています。
筋肉は私たちが生きる原動力なのです!
・姿勢の維持
地球には重力があります。
立っている時だけでなく、
座っている時も寝ている時も
筋肉が働いてくれている事で
姿勢を維持しています。
・熱を作る
外部の気温に関係なく、
人間の体の中心部は常に37度前後に保たれています。
腎臓や肝臓の臓器からも熱は作り出されますが、
全体の6割の熱が筋肉から生み出されています。
寒い時に震えるのも、筋肉が身体を震えさせて
熱を作り出しているのです。(これをシバリング
という)
・内臓や骨を守る
内臓や骨は筋肉に覆われています。
むち打ちなど、体に大きな衝撃が入った時も
筋肉が瞬間的に硬くなる事で
骨や内臓を守ってくれます。
・血液を循環させるサポート
心臓から送り出された血液は
全身を巡って心臓に戻ってきます。
この血液の循環は、心臓に離れるにつれて
流れが滞ってしまいます。
そこで、筋肉が伸びたり縮んだりを
繰り返すポンプ運動によって、
血液を心臓に戻すサポートをしています。
この他にも、
ホルモンの分泌や
免疫力をあげるなど
筋肉は重要な役割を果たしています。
では、この筋肉は何でできているかと言いますと
『タンパク質』です。
人間の筋肉は、約80%がタンパク質で出来ています。
年齢や生活強度によっても異なりますが、
成人の1日の必要なタンパク質の量は
最低でも
体重×1g (体重50kgの方で50g)
スポーツをされる方でしたら
体重×2g(体重50kgの方で100g)
食品のグラム数ではなく、
食品に含まれるタンパク質の含有量です。
例えば・・・
納豆1パックで約6g
卵Lサイズ1個で約7g
お肉ですと部位にもよりますが
100gでおおよそタンパク質20g前後です。
昨日食べた食事を思い返してみてください。
意外と足りてなかった方が多いのではないでしょうか?
ただし、タンパク質は
一度に吸収できる量が決まっている為
摂りすぎた分は排泄されてしまいます。
日々の摂取が必要な栄養素です。
タンパク質アレルギーがない方限定
ですが・・・
タンパク質は人生の鍵と言っていいほど
超重要栄養素の一つです。
施術後のタンパク質補給なんて
最高です。
本当に・・・・