みなさんこんにちは!!
膝が痛くて病院に行ったら
変形性膝関節症と言われた。
スポーツを控え、なるべく安静にして
進行するようだったら手術しかないってお医者さんが・・・
そう落ち込んだ様子でご来院される方が
多くいらっしゃいます。
特に、ご年配の方や
マラソンをされたり
スポーツが好きな方に多い印象です。
変形性膝関節症は
膝へ負担がかかり、
軟骨が磨り減ることで炎症を起こし、
痛みや腫れが出ると言われています。
女性に多く、
年齢を重ねるごとに
発症する割合も高くなり、
70代以上の女性の約70%が
変形性膝関節症と診断されているそうです。
病院での一般的な対処法は
痛み止めの薬
湿布
ヒアルロン注射
テーピング
などが挙げられますが、
重度の症状の方は、
人工関節置換術などの手術を勧められます。
しかし、
手術をしても良くならなかった
という方も多くいらっしゃるのが事実です。
なぜなら、
痛みの本当の原因が
軟骨のすり減りや
関節の変形ではないからです。
「軟骨がすり減っている」と聞くと
え!?
と思うかもしれませんが
軟骨は消耗品です。
車で例えるとタイヤのようなもので
年齢を重ねたり、
スポーツで膝に負荷をかけることが多いと
自然にすり減っていきます。
ただ、すり減ったとしても
骨には痛覚がないため、
骨と骨が当たっても痛みは発生しません。
軟骨が削れると
それによってでた軟骨の破片が
関節の組織にあたり炎症を起こし
一時的に痛みが出ることはありますが
階段の昇降で毎回痛い
歩き始めが痛い
スポーツ中に痛くなる
曲げ伸ばしが痛い
など、ある動作をすると痛いといった場合は
そこに原因はありません。
ほとんどの場合、
筋肉と骨格の調整で
痛みは取れます。
日常生活の癖で普段から、
左右どちらかに体重をかけている
ガニ股・内股
猫背
などといった方は身体のバランスが
非常に悪くなっています。
バランスが悪いことで
筋肉や関節に過度に負担がかかり、
膝と関係のある筋肉が硬くなることで
痛みを引き起こしてしまいます。
膝関節が変形してしまった
という方もご安心ください。
背骨がすごく曲がったご高齢の方を
見たことありませんか?
骨の変形で痛みが出るのであれば
背骨が変形していたら
痛くて動けないはずですが、
痛みもなく元気に畑仕事をしている方が
たくさんいらっしゃいます。
確かに
骨の変形によって
骨格や筋肉のバランスが崩れると
痛みは発生します。
しかし日常生活の姿勢に注意し、
その方にあったストレッチ等することで
痛みが出ないお身体にすることは
可能です!
先日お客さんが、
転んで尾骨を打ったから
病院にレントゲンを取りに行ったそうですが、
「問題ない、折れていないよ」
と言われ
「くしゃみをすると痛いんです」
と訴えると
「じゃあくしゃみをしないでください」
と言われて帰されたそうです・・・・苦笑
(膝とは関係ないですが)
痛い=やらない・安静
ではなくて、私たちは
痛い=何が原因か、どうしたら出来るようになるか
を考えています。
痛みと一生付き合っていくしかない
もう運動ができない
と、諦めないでください!
痛みは改善します!!