- むち打ち
- みなさんこんにちは!
昔、交通事故に遭ってから
首に違和感がある
首肩が痛い
手が痺れる
そんなむち打ちについてお伝えします。
まず、むち打ちとは?
交通事故などで首に不自然な力が
かかったことによる首の捻挫です。
病院では
「外傷性頸部症候群」や「頸椎捻挫」となどの
診断名がつけられますが、
首に強い衝撃が加わる際に、
首が前後にしなり鞭を打ったような形になることから
「むち打ち症」と呼ばれるようになりました。
むち打ちの代表的な症状としては
・首の痛み
・めまい
・吐き気
・足や指先の麻痺
・肩・背中の凝り
・首が回らない・動かしにくい
などが挙げられます。
事故直後には痛みや不調を感じず
2・3日後、遅くて1ヶ月後くらいに
症状が出てくることが多いのも
むち打ちの特徴です。
交通事故直後の緊張・興奮状態によって
脳からアドレナリンが放出されると
痛みが感じにくくなるのです。
そのため、
「そんなに痛くもないし・・・」
と放置してしまう方も多くいらっしゃいます。
数日後に症状が出てきても
炎症や外傷、骨折等がない場合、
病院でレントゲンを撮っても
「異常なし」と診断され、
適切な治療が行われないケースも
多く見受けられます。
当院に来られる方の中にも
数年前に交通事故でむち打ちに遭い
それから首や肩に不調があるけど
異常がないと言われたから
放置していた・・・
という方が多いです。
むち打ちは、
長期的な不調に繋がりやすいです。
骨に異常がなく、
外傷がないといっても
身体には相当なダメージがあるのです。
時速40kmのスピードで壁に衝突した場合、
身体にかかる衝撃は約2トンにも及びます。
人間の頭の重さは
体重の約10%ほどの重さです。
大体ボーリングの球くらいとイメージしてください。
シートベルトで身体が固定された状態で
強い衝撃が加わった時に
頭だけがどこにも固定されず
前後に激しく振られると・・・
首に多大な負担がかかることが
想像できますよね。
本来であれば首の構造上、
頭が吹っ飛んでしまうほどです。
骨格だけでは身体を支え切ることが
できません。
瞬間的な衝撃が身体に加わると
筋肉が瞬時に固まり、身体を守ってくれます。
この筋肉を固める緊張成分というのは
カルシウムです。
血中のカルシウムが
筋肉や腱に入り込むことで
筋肉が収縮し固まり、
衝撃に耐えられるようになっています。
このように衝撃に対し
一瞬で筋肉を固めるために
カルシウムが加わった場合、
自然に抜けるには時間がかかります。
筋肉内に溜まったカルシウムは
筋肉の伸縮によって
血中に流れるのですが、
問題なのは腱に溜まったカルシウムです。
腱とは筋肉と骨を結びつけている組織なのですが
筋肉と比べると10分の1ほどしか
伸び縮みしないのです。
筋肉内の緊張成分は時間の経過とともに
排出できたとしても
腱に溜まった緊張成分は
残ったままになってしまいます。
緊張している=筋肉が縮んでいる状態です。
筋肉の両端についている腱が
縮んでいるということは
筋肉が常に引っ張られている状態です。
そうすると血管も圧迫されますので、
血液の循環が悪くなります。
この血行不良こそ
むち打ち後の慢性痛の原因なのです。
むち打ちの後遺症による痛みや痺れは
骨格・筋肉の調整及び
筋肉や腱に溜まっているカルシウムを
血中に流さなければならないのですが
骨盤が歪んでいるせいですね
とか
当たり障りのないところを揉んでおこう
(何かあっても怖いし・・・)
という整体院も多いのが現状です。
むち打ちの後遺症で整形外科に行き、
レントゲン等で大きな異常がない場合
湿布や薬を処方されるだけで
リハビリもしてくれなかった
という話もよく聞きますし
整骨院に行っても
温めたり電気を当てたり・・・
これだけ整体院や整骨院がたくさんありますが
痛み・痺れの本当の原因を特定し、
改善に導ける治療院・整体院は
限りなく少ないです。
もしあなたが、
整体院や整骨院に通っているが
なかなか改善しない
病院では異常なしと言われたけど
症状が辛い
といったことでお悩みであれば
エルフォート整体院に一度お越しください!
※交通事故直後はまず整形外科に行くことを
お勧めします!
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