• 2020/04/24
  • ブログ
ぎっくり腰
みなさんこんにちは!

経験ある方もいるかと思います
ギックリ腰・・・!

ギックリ腰は、
正式には急性腰痛と言い、
その激しい痛みから欧米では
「魔女の一撃」とも呼ばれています。

重いものを持ち上げた時に
発症するイメージが
強いかもしれませんが

「顔を洗おうと屈んだら」
「立ち上がろうとしたら」
と、日常のちょっとした動作で
発症することが非常に多いです。

歩くのも困難で、仕事にも行けないほどの
痛みに襲われることもあります。

めちゃくちゃ痛いんですよね、、、


実はギックリ腰の
はっきりとした原因は
医学的には未だ
解明されていません。

病院に行っても
画像検査で映し出すことが出来ないので
激痛で病院を訪れる人のほとんどは
原因が不明です。

お医者さんも原因がわかりませんから

コルセットを巻いて
安静にしてください。
薬と湿布出しておきますね。

としか言えないのです。

とりあえず痛みが引くまで
痛み止めを飲んで安静にしておく

痛みがなくなったら
元の生活に戻る・・・

自然と痛みが無くなりますので
「運が悪かっただけ」で
済ませてしまう方も
多い症状かと思います。

幾度か過去のブログでも
お伝えしていますが、

痛み=身体からのSOSです。

痛みが発生するのには
必ず原因があります。


ギックリ腰は癖になると言われていますが
一度なったらまた発症しやすく
なるのではありません。

繰り返してしまうのは
痛みの原因を取り除いていないからです。


ではなぜギックリ腰が発症してしまうのか?

ギックリ腰になる方は
全身の筋肉が硬くなっています。


背骨は上から
頸椎7つ・胸椎12つ・腰椎5つ
の全部で24椎で構成されていて
腰にあたるのは「腰椎」です。

身体を動かすとき、
実はこの腰椎はわずかにしか
動きません。

前に屈む動作では約15〜20度
身体を左右にねじる動作では
5度前後しか動かないのです。


胸椎や股関節など
様々な関節が柔軟に動くことで
腰を曲げたり反らしたり
出来ています。


筋肉は骨に付着しているので
筋肉が硬くなると
骨や関節の動きが制限されます。


もし、
本来動かなければいけない
骨や関節の動きが
制限されてしまったら・・・?


例えば・・・

前に屈む動作は
股関節、それに付随する筋肉によって
前屈が出来ます。
これらが硬くなって
動きが制限されてしまうと
次に上半身の筋肉や
胸椎を使うことでカバーします。

このように
全身カバーしあって
動かしているのですが

肩・背中の筋肉も硬くなり、
胸椎の動きも制限されてしまうと
前屈することが出来ません。

すると何が起きるかと言いますと
腰椎が無理やり動かされてしまうのです。

本来動いてはいけない部分ですから
無理やり動かされてしまうことで
炎症を起こしてしまいます。

ギックリ腰は、
身体が限界を迎えているサインです。


筋肉の使いすぎ・使わなすぎ
水分不足
睡眠不足
身体の使い方の癖
姿勢の悪さ

など、筋肉が硬くなるには
様々な原因がありますが

生活習慣の改善が必須です。

そしてぎっくり腰は突然やってきたと
感じる方がほとんどですが、必ずその
前から身体からサインが出ています。

なんか腰が重い、違和感がある・・・

このサインを見逃さないように
まだ大丈夫は禁物です。



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