• 2020/05/17
  • ブログ
痩せれば膝の痛みがなくなる?
みなさんこんにちは!


変形性膝関節症で
病院で「痩せなさい」と言われた・・・

原因は体重で、
体重落とせば良くなるから
運動しなさい。と。


「脂肪を減らせば膝の痛みは良くなるのでしょうか?」

といったご相談をされることがあります。

実際ご相談を受ける方は
痩せる必要のない方がほとんどです。


お相撲さんを想像してください。

100キロを超える方もいますが
全員が膝に悩みを抱えているでしょうか?

太り過ぎが原因であれば
お相撲さんは膝が痛くて
相撲どころではありません。

逆にすごく細みな体型の方でも
膝の痛みでお悩みの方は
いらっしゃいます。

変形性膝関節症の痛みと
体重は関係はありません。

例外として

1か月に10キロ増加
など短期間で著しく増加した場合

そして基本的に運動もせず
デスクワークで1日座っている

などといった場合
体重が引き金となって痛みに
つながるケースもありますが

基本的にそうでない場合が多いです。

1か月に1キロずつ増えた場合・・・
1年に12キロ増える計算になりますが
1年かけて徐々に増えたのであれば
日常生活の中で身体を支えるのに
必要な分の筋肉は付いていきます。


病院で減量しろと言われたから

痛いからと痛み止めを飲んで
無理やり運動・・・

痛みは身体からのSOSです。

これ以上動かすと危険だよー

という身体からのサインを
薬で消して運動することで
ダメージを蓄積させてしまうこともあります。

もしくは
運動は辛いから・・・と
食事制限での短期間の減量は
結果的に栄養不足に陥ります。
必要な栄養素が不足することで
不調をきたしてしまうことも。


頑張って痩せたのに、
痛みが悪化してしまった・・・

そして再び病院にいったら

「手術しかない」

と言われた・・・。


涙ものですよね。

確かに体重を減らすことで
身体の負担が減る方もいらっしゃいますが
根本的な原因はそこにありません。


痛みは日常生活の癖によって
引き起こされます。

靴の裏側を見ると
外側だけすり減りやすい
もしくは内側が早くすり減る

いつも猫背になっている

など、思い当たる節が
あるのではないでしょうか?

そういった癖により、
筋肉や関節に必要以上に
負担がかかると
痛みが生じてしまいます。


体重だけでなく、
膝の痛みは

年齢が原因
軟骨のすり減りが原因
筋力の低下が原因

などと言われていますが、
生活習慣を変えることで
膝の痛みは改善します!


健康のために
ウォーキングなどの運動は
するに越したことはないですが、

歩くのも痛いという場合は、
まずはなるべく体内の血液の
循環をよくしてください。

しっかり水を飲んで
バランスの良い食事を摂る。

身体は急激に変化しませんが
続けていけばこれだけでも
お身体は変わります。

結果的に自然とスリムにも
なれちゃうかもです^^


重度な症状が出ている場合は
当院にお任せをっ!!


それにしても・・・

同じ痛みを訴えても、

痩せている人には
「安静にしなさい」

そうでなければ
「運動しなさい」

高齢の方は
「歳のせいだからしょうがない」

というのは・・・


しっかりと原因を特定して解決してあげれば
症状は改善するのです。




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